はじめに
こんにちは!あかりです。
私は内向型のHSP気質を持っています。
HSPとはハイリー・センシティブ・パーソンの略で、
ざっくりと言うと物事に非常に敏感な人のことを指します。
HSPについて詳しくは下記の記事に書いていますので、
よろしければご覧ください!
▼ 私ってHSPだったんだ!HSPの特徴を解説!▼
https://syakaijinhokenshitsu.com/hsp_featuresandpersonality/
今回は、「内向型HSPな私がいつもやっているストレス解消法」について
お話をしたいと思います!
内向型のHSPの人は、
非HSPの人よりもストレスや疲れを感じやすいと言われています。
周囲のちょっとした環境の変化に敏感だったり、
周りの人に気を遣いすぎてしまったり、
1つの事象に対して深く考えすぎてしまったり。
無意識にたくさんの情報をキャッチアップして
それに対して敏感に反応してしまいます。
気づいたときにはもう心身が限界・・・という状態にならないためにも、
日頃こまめにストレスを解消してあげることが大切です。
私は昔からストレスを解消したり、
リラックスしたりすることが苦手でした。
自分のために時間を使うことに罪悪感を感じて
日頃なかなかゆっくり心を休めることができず・・・。
風邪のような症状が出たり、
やる気が全くでなくなったりすることがよくありました。
ですが今は、積極的に自分のメンテナンスのために時間を使うようになりました。
リラックスする時間を取ってストレスを解消することで、
仕事でもプライベートでも気持ちに余裕をもって
効率的に過ごせるようになります。
おすすめのストレス解消法
ここからは、私が普段実践しているストレス解消方法をご紹介します!
音楽を聴く、買い物に行く、運動をするなど
インターネットで検索するとよく出てくる一般的なストレス解消法とは
ちょっと違います。
内向型HSPの人の場合は、
こうしたストレス解消法が逆にストレスになってしまうことがあります。
私自身が実践してみて感じたことなのですが、
内向型HSPの人のストレス解消法には、
ちょっとしたコツと工夫が入るようです。
ストレス解消法1:一人になれる場所に行く
内向型HSP気質の人は、
周りの人たちに気を遣いすぎてしまうことが多いです。
私は相手の気持ちや場の空気を読みとるのが得意なので、
先回りして色々考えたりします。
その結果、誰か(安心できる人を除く)と一緒にいるだけで
だんだん体力と気力を消耗していきます。
そのため、定期的に一人になれる場所に行って時間を過ごすようにしています。
私は自宅近くに公園があるので、
公園内のなるべく周りに人のいない場所へ行きます。
時間がない時は、
お風呂で湯船につかったりや寝室のベッドの上に横になったりします。
平日も休日も常に人と一緒にいたり
人の多いところに行ったりするのではなく、
意識的に自分一人だけの時間をつくります。
そして何もせずぼーっとします。
1時間だけでも人にも物にも情報にも触れず刺激0でいることで、
自然と心が休まり、ストレスでいっぱいいっぱいになっていた気持ちが静まります。
ストレス解消法2:自然に触れる
旅行先で、近所の公園で、
山や森林や植物といった自然に触れると心が休まったという経験はないでしょうか?
最近読んだ『最高の体調(著者:鈴木祐)』という本に
「自然に触れ合うことで人体の副交感神経は活性化し、
これが活性化されると日中に溜まった疲労やダメージが回復する」
という研究結果が書かれていました。
本書によると、わざわざ自然があるところに移動しなくても
「自然の音」や「自然の画像」でも効果があるそうです。
(とても面白い本なので、ご興味があればぜひ読んでみて下さい!)
私は現在東京都心に住んでおり、
平日は自宅と会社の行き来がメインになります。
以前はたまに運動がてら広い公園を歩くぐらいで、
日常的に自然に触れる機会がありませんでした。
ここ最近、意識して自然に触れるようにしています。
平日は寝る前に焚火の音や森の音を聴きます。
休日時間がある時は朝か夕方に公園にいって、以前を眺めます。
自然に触れることで、その日沸き起こったイライラ感や不安感が
スーッと溶けていく感覚になります。
ストレス解消法3:睡眠時間を増やす
私は意識的に気をつけないと
仕事に、家事に、自己学習にとたくさんのことを
今日やることリストに書き込み、自分を休める時間を削ってしまいます。
以前は夜は仕事や家事、勉強を終えて24時前に寝て、
朝は5時半に起きて朝食やお弁当を準備し会社に行くという生活をしていました。
職場で周囲の人のちょっとした言動にイライラしやすく、
音やにおいにも敏感に反応していました。
定期的に受けているカウンセラーの先生に相談したところ、
睡眠の話が話題に上がりました。
「物事の捉え方の癖を変えていくことも大事ですが、
それ以前にまずは睡眠をしっかりとって体調面を整えることからですね」
と言われて、自分がいかに睡眠をおろそかにしてきたか気づかされます。
それからは、22:30にはベッドに入るように。
すぐには寝付けないので、実際は30分から1時間は
ベッドでぼーっとしていることになりました。
最初は時間がすごくもったいない気がしました。
ですが、慣れてきて睡眠時間が増えると、
職場で音やにおいに体調が左右されることが減ってきました。
また、人に何か頼まれてイライラしたり、
仕事がたまりすぎて頭がパニック状態になったりしにくくなりました。
ストレス解消法4:自分の感情を解き放つ
内向型HSP気質の人は、自分のことよりも他の人のことを優先しがちです。
私の場合、仕事でもプライべ―トでも自分の感情や意見を表に出せなかったり、
自分のことよりも人の気持ちを優先させたりしてしまいます。
以前は自分のそうした癖に気づかず、
どんどん自分を見失っていきました。
このままではだめだとカウンセリングを受けるように。
カウンセリングでは、
その経験を通して自分はどのように感じたのか、
どんな感情だったかを質問されます。
自分の感情を話すことが苦手だった私ですが、
一度話してみると気持ちが解放された気がしました。
自分の中でいっぱいいっぱいだった負の感情がいなくなり、
心にゆとりができたのを感じました。
金銭的なこともあり毎日、毎週カウンセリングを受けることは難しいです。
そんな時は、日常的には
パソコンのメモアプリやノートに
自分の今の気持ちを書き出すようにしています。
自分の気持ちや感情をその時の経験と共に
メモに書きだしたり、聴き手のプロに話したりすることで
自分の中に溜まった負の感情を手放すことができます。
まとめ
内向型HSPの人は、自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていき、
心の余裕がなくなってしまいやすいです。
放置しておくと、心身の不調につながりかねません。
上記でご紹介したような方法でストレスを解消ししていくことで、
自分をリセットすることができます。
今回紹介したストレス解消方法がすべてではありませんし、
人によって合う合わないもあると思います。
少しずつ自分の生活に取り入れながら、
自分に一番合った方法を見つけてください。
毎日を快適に過ごすために、
積極的に自分をメンテナンスする時間を取っていきましょう!
参考文献
『最高の体調』鈴木祐(著) 株式会社クロスメディア・パブリッシング(2018年改訂)
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