「私って(内向型)HSPなんだ」と気づいたあなたへ。自分とうまく付き合うためにこれだけは意識してほしいこと


おはようございます!あかりです。

今日は、最近自身がHSP気質だと気づいた方に向けてのお話です。自分の気質とうまく付き合っていくためにこれだけは意識してほしいことというテーマでお話していきます。

別の記事でもお話しましたが、私は内向型HSPの気質を持っています。最近はHSPという気質について少しずつ広まっているので、HSPという言葉を知っている方も増えているのではないでしょうか?

HSPはハイリー・センシティブ・パーソンの略で、「非常に敏感な気質の人」のことを言います。日本人の4~5人に1人はHSPの気質を持っているそうです。

ちょっとした変化に敏感で、影響を受けてしまいやすいです(HSPにも個人差はありますが)。

▽ HSPについて詳しく知りたい方はこちら ▽

はじめに

私がHSPについて知ったのはほんの数年前。今までの人生の大半は、自分の気質について知ることなく生きてきました。

においや音に敏感だったり、人と接するとすぐに疲れてしまったり、旅行など知らない環境に行くと熱を出してしまったり・・・

自分はなんて弱いんだろう」「ちょっとしたことを気にしすぎだ」「もっと努力しないとちゃんとした人間になれない」そう思っていました。

でも、数年前にSNSを通して「内向型HSP」という言葉を知り、自分がこの気質にかなり当てはまることに気づきました。

HSPという気質を知った時は、気持ちがとても軽くなりました。

今の私が弱いわけでも努力が足りないわけでもなく、生まれ持った気質によって日常生活の生きづらさが生まれているのだと分かったからです。

物事に敏感なのも、疲れやすいのもすべて生まれ持った気質のせいなんだ!と思えることで、自分の弱さを許せるようになりました。

そうして一見生きやすくなった私の人生でしたが、しばらくすると別の問題が発生しました。

HSPであることが言い訳になる

「HSPだから必要以上にあまり人と接しないようにしよう」
「HSPだから慣れない環境にあまり行かないようにしよう」
「HSPだからなるべく人がたくさんいるところに行かないようにしよう」

気が付けば、私はHSPを理由に色々なことを避けるようになりました。最初は生きづらさをどんどん解消できていると思っていました。自分を疲れさせるあらゆることを避ければ「生きやすい人生」になると考えたのです。

しかし実際は、生きやすさを感じることよりも生きづらさを感じることの方が増えてしまいました。「せっかく快適な環境をつくろうとしているのに何も良くならない。もうどうしたらいいのか分からない」という気持ちになりました。

もともと『人の心の動き』に興味があった私は、少し前に「心理学」や「カウンセリング」の勉強を始めました。勉強しているうちに、分かったことがあります。

  • 新しい刺激に触れずにいるとメンタル不調が悪化していくことがある
  • 誰かに話さずに自分の心の中で自問自答するとネガティブな考えになりやすい

ということです。

人間は元々ソーシャルな生き物です。私たちは狩猟民族時代から、種族の仲間たちと支え合って生きてきました。

そんな私たちは、生きる上で「人との関わり」がとても重要なようです。関わりを絶って誰からも影響を受けず自分の殻にこもればこもるほど、あらゆることがネガティブな方向に進んでしまいます。

だからこそ、HSP気質の人も人との関わりを保ち、新しい刺激を継続して得ることが必要なのです。

無理に新しい環境に踏み入れ、新しい人たちを仲良くなる必要はありません。ですが、職場の人や家族や友人など、今まで関りがある人たちとのつながりは大切にする必要があると思いました。

家の中に引きこもってなるべく自分が傷つかないようにするのではなく、時々休憩をはさみながら人や環境と関わっていくとが大事だと気づきました。

最後に

自分が (内向型)HSP だと気づいた方には、できる限り自分が疲れない方法を追求するのではなく、「自分が生きやすくなる方法」を追求することを意識してほしいです。

私は自身の経験から、HSPを言い訳にして自分の行動を狭めできる限り刺激に触れないようにすること=生きやすさ ではないと分かりました。

かといって、無理して新しい環境に踏み出し新しい人たちと関わり合って、今まで以上に自分を疲れさせる必要はありません。

日常生活で関りのある人たちと話をしたり、食事をしたり、出かけたりするだけでも刺激は得られます。

(内向型)HSP気質が強いと、人と話すだけで疲れてしまうかもしれません。私もそうです。ですが、毎日するのではなく、1週間に1回だけでも誰かとゆっくり話をしたり、食事をしたりするだけでも良いと思います。疲れを感じたとしても、得られるものがあります。

適度に自分を休めつつ、人とのつながりを持ち続けることで、本当の意味での「生きやすさ」を実現していきたいものです。

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