「ありのままの自分」と「理想の自分」にとらわれない第3の生き方

こんにちは!あかりです。

梅雨時で、雨や曇りが行ったり来たりの日々が続きますね。
太陽にとっては、つかの間の休息です。

日頃アクティブな人も家に引きこもりがちになるこの時期、
「自分自身」について思いを巡らすことが多くなるのではないでしょうか?

『自分はこのままで良いのか?』
『これから自分はどうしていきたいのか?』

そんな問いが、私の心にも降ってきました。

今日は、私の中で最近ずっと迷走していた「生き方」について
お話したいと思っています。

ありのままの自分」VS「理想の自分


皆さんは、
ありのままの自分で生きること
理想の自分を演じて生きること

どちらの生き方をしたいと思いますか?

もともと私は前者でした。

新卒で入社した会社で、
周囲から信頼を得るため常に理想の自分を演じていた私。
その日々に嫌気がさして転職し、
ありのままの自分で働くことを選びました。

しかし、ありのままの自分でいようとすればするほど、
周囲のちょっとした言葉に傷ついたり、
環境の変化に影響されたりするようになりました。


「理想の自分」でいた頃は、
自分を守る鎧(よろい)をかぶっているのような状態だったので、
周りの人や環境に左右されることがほとんどありませんでした。

そうして私は、
「ありのままの自分で生きること」が
必ずしも生きやすさとイコールになるわけではないことに気づきました。

かといって、かつての経験から
「理想の自分を演じて生きる」ということの辛さも知っています。

理想の自分を演じていると、
自分の本当の気持ちが抑圧されていき、
本心が満たされないという思いが付きまとうのです。


一体どうしたら・・・・
ここ数週間、ずっと答えが見つからずにいました。


そんなある日、
最近疲れ気味だと感じていた私は、
久賀谷亮さん著「最高の休息法」という本を図書館で借りました。

この本は、人の疲れの解消方法として、
「マインドフルネス(瞑想)」について紹介しています。

疲れを解消したいという目的だったのですが、
そこで思わぬ発見がありました。

人間の生き方は、
「ありのままの自分で生きる」「理想の自分を演じて生きる」の
2つしかない
と思っていたのですが、

一種の第3の生き方が見つかったからです。

ここからは、私が見つけた第3の生き方について
お話していきます!

第3の生き方「あるがままの自分」

マインドフルネス(瞑想)は
まず自分の今の状態を受け入れることから始まります。

目を閉じて、自分の身体に、呼吸に意識を向けます。
すると慣れていない人にはすかさず「雑念」が浮かびます。

『今日仕事で失敗しちゃったな』
『なんだか朝から失敗ばっかりだったなぁ』
『あっ、今日洗濯しようと思ってたのに忘れてた!』

自分に厳しい人であれば、
「なんで余計なこと考えちゃうんだろう。なんて自分はダメなんだ!」
と思ってしまうかもしれません。

ですがマインドフルネスでは、
「雑念が浮かんでしまってもそれでいい」
「雑念が浮かんだことを受け入れて、また身体や呼吸に意識をもどせばいい」

という考え方をします。

瞑想に集中できた時も、できなかった時も、
それはそれで自分だと受け入れます。

つまり、「あるがままの自分」でいるということです。


「あるがままの自分」は、どんな自分も受け入れます。

理想を演じている私。ありのままの私。
どちらも受け入れます。


どちらの方が良いとか、悪いとか、
そういった判断はしません。


その時々の自分から一歩距離を置いて、
客観的に自分の姿を見つめます。


そして、カッコつけている私も、神経質な私も、
「私はそういうものだ。そんなときもある」と言って受け流します。

こうして、自分を受け入れつつ
人や環境に流されない自分を確立していく
のです。

これからの私

私はこれから、
「ありのままの自分」でもなく「理想の自分」でもなく
あるがままの自分に寄り添っていきたいと思います。

ありのままの自分を出したっていい。
理想の自分を演じてみてもいい。

ただ、そうした自分に流されて自己嫌悪に陥るのではなく、
良い時も悪い時も客観的に自分を見つめていきたいと思います。

あるがままの自分になれるように。
私は私として生きていきます!

参考文献

久賀谷亮・著『世界のエリートがやっている最高の休息法ー「脳科学×瞑想」で集中力が高まる』(2016年改訂) ダイアモンド社















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